ダメ太郎先生の底辺日記

底辺に生きる男の日々を書いております

行きつけのヘアーサロン

今日はヘアーサロンに行ってきました。かれこれ15年以上通っている店です。個人経営の店ではなく、幾つか店舗を構えている会社です。

 

昔は従業員が5、6人いて店内も活気がありましたが、段々と従業員が減り今では店員1人になってしまいました。会社の方針で人件費の削減のために人を減らしていったとは思う。そして今日はその従業員1人の嫁さんが赤ん坊背負いながら店のお手伝いに来てました。そしてもう1人小さい子供がいて店内で遊んでました。嫁さんのズボンを見るとかなり汚くて、かなり苦労していることがこっちにも伝わってきます。多分嫁さんは明らかにお手伝いに来ている感じだったので嫁さんの給料は出ていないだろう。そしてシャンプーをしてもらったが、ものすごく下手で素人でした。接客業にもあまりなれてないみたいで声も小さくてぎこちなかった。嫁さんは結構可愛らしい顔していたがなんか生活が厳しそうで、こっちが可哀想で涙が出てしまいそうになる。

 

従業員の旦那は昨年あたりにその店に店長としてやってきたが、そのときはアシスタントが1人いたが、しばらくしてアシスタントはいなくなりそれ以降はずっと1人で店をやっていた。その店はデパートの中のヘアーサロンなので、基本デパートが開いているときはヘアーサロンも店を開けています。要するにほぼ毎日無休でその旦那は働きっぱなしっていうことです。そして従業員も1人だけなので仕事の合間というのもなく休憩も取らず1日働いてるだろう。

 

その旦那は理容師としては腕が良いと僕は感じている。接客術、理容師としての技もレベルが高い。しかしながら入社してしまった会社がちょっとまずかったんだろう。

 

スタンダードなカットコースだと時間的には1時間かかり料金は4,000円ちょっとになります。せいぜい1日にやれる人数は多くても10人くらいだろう。それを考えると一日の売上は大雑把に見ると40,000円くらいになる。そこから家賃や水道光熱費、道具やシャンプーなどの費用を差っ引くと、経営的にはかなりカツカツになってるんじゃないかなと思う。デパートの中の店舗なので家賃はかなり高そうな感じはします。しかしその従業員の旦那はその仕事からは抜け出せない。独立しようとしても金がかかるし、転職をしようとしても転職先もないし、下手に行動すれば妻子を養えなくなる。多分身動きできなくなっている感じでしょう。母ちゃんが赤ん坊背負ってまでお手伝いするなんてよっぽどのような気はします。とにかくお客さんをできるだけ迎え入れないと維持できないんだろう。

 

今日は現実厳しさを思っきり見せられました。

旦那は腕があって接客も上手だけどまさかこんな状況になるとは予想はしていなかったと思う。ホント人生なんて運とタイミングもかなり影響しているんじゃないかと感じた。腕があってもあんな厳しい生き方になってしまう。自分も結婚はしていないが、今の底辺労働者では結婚して子供なんて作ったら養っていけるわけないし、確実に苦しい状況になるのは目に見えている。

 

お金が作れない状況でどんどんことを進めようとすると、今度はお金に追い詰められる状況になり、お金に追い詰められると人生なんて楽しめません。

貧乏ならことを進めず、お金に追い詰められない生き方をするのが一番良いのかなと思う。